《株初心者大学生》PERとPBRとは?意味・違いをわかりやすく解説

株式投資

PER

PERとは何か

会社が1年間の間に稼いだお金、利益に対して現在の株価が高いか、低いかを示す数値です。この数値を見ると、めちゃくちゃ稼いでるのに株価が低い企業、全然稼いでいないのに株価が高い企業がわかるわけです。ファンダメンタル分析をする際にこの数値は重要な要素です。

PERの計算式

PERの値は以下の式で算出されます。

PER = 株価/1株あたりの利益(EPS)

ちなみに1株あたりの利益(EPS)は以下の式で算出されます。

EPS = 純利益÷発行株数

EPSを計算するに当たって注意するべき点は純利益です。大抵の場合、純利益は自己株式(金庫株)を含んだ数値が公表されており、EPSを計算する時はこの自己株式を除かなくてはいけません。なのでインターネット上に落ちている発行株式数をそのまま使って計算すると市況情報にでてくる値とは大きく外れた値がでてくることが多いので自分で計算するときは注意しましょう。(自分で計算する場面はまずないので、市況情報のPERを見ればいいでしょう)

PERには成長期待が反映される

投資家からの成長期待が大きい会社はPERが高くなります。その理由は簡単で、将来性のある株にはその企業が現在持っている能力以上の高い値段がつくからです。なので新規参入が多いサービス、新医薬品の開発が期待される会社が集う衣料品業界はPERが高くなります。業界によってPERの平均値が異なります。PERが高い業界、安い業界を表でまとめておきます。ちなみに日経平均株価のPERはおおよそ14前後です。

PERが高い業界

PERが低い業界

医薬品

石油

サービス

鉄鋼

小売業

商社

自動車

石油や鉄鋼業界などは既に何十年も存在してきたビジネスモデルの為、これから先の業績の変化は少ないと投資家が考えている為、低い傾向にあります。逆に医療品やサービス(ITなどは特に)は新技術の登場により成長する期待が集まる業界は投資家に期待され、高くなる傾向にあります。

PBR

PBRとは何か

PBRは1株あたりの純資産に何倍の価格がつけられているかを表す指標です。 PBRもPERと同様に、その株が割安か割高かを表しています。1倍を下回る場合は割安、1倍超を越す場合は割高と判断します。

資産、株価、PBRの関係を以下の表にまとめました。

資産

株価

PBR

少ない

低い

普通

少ない

高い

高い

多い

低い

低い

多い

高い

普通

資産が少なくて株価が高い会社のPBRは高くなり、資産が多くて株価が低い会社のPBRは低くなります。

PBRはリスク判断にも使える

PBRは会社が破産した時のリスクの面での指標としても使えます。会社が破産した場合、会社の資産は全て差し押さえられ、株主に返却されます。つまり資産がない企業は倒産した場合、株主へのリターンがないことを意味します。なのでPBRが高い会社はリスクが高く、PBRが低い会社の株はリスクが低いと言えるのです。

1株あたりの純資産(BPS)

一株当たり純資産は、純資産を発行済株式総数で割って求めます。なお、ここで言う純資産は決算の数値を用いることが多いですが、将来の予測値を用いるケースもあります。たとえば、純資産が1000万円、発行済株式総数が20万株の会社の一株当たり純資産は、50円(1000万円 ÷ 20万株)です。

引用:「一株当たり純資産(BPS:Book Value Per Share)」

一株当たり純資産(BPS:Book Value Per Share)|会計ソフトはフリーウェイ
一株当たり純資産(BPS:Book Value Per Share)とは、財務分析で企業の成長性を分析するの指標の一つであり、1株に対して会社の純資産がいくらあるかを表す指標です。「1株純資産」「1株あたりの解散価値」とも呼ばれます。一株当たり純資産は、純資産を発行済株式総数で割って求めます。なお、ここで言う純資産は決...

純資産は会社が保有する自己資本のことを指します。

PBRの計算式

PBRは以下の式で算出されます。

PBR = 株価/1株あたりの純資産(BPS)

1株あたりの純資産(BPS)は以下の式で算出されます。

BPS=純資産÷発行済株式総数

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