《ミクロ経済》商品の価格はどのようにして決まる?需要と供給についてまとめた

ミクロ経済学

需要について理解する

需要量がもらたらす価格への影響

需要という用語は

家計・企業などの経済主体が市場において購入しようとする欲求。購買力に裏づけられたものをいう。

引用:「需要」

https://kotobank.jp/word/需要-529421

という意味です。また需要量は市場において求められている商品の量のことを指します。さらに「ある価格帯で人々がその商品を求める量」という意味も持ちます。需要の性質として、価格が上がれば需要量が減り、価格が下がれば需要量が増えるという性質を持ちます。この性質は実際のデータを元に作られる需要曲線というグラフを見るとわかります。

ここで注意したいのは「価格が高いってことは需要があるから高いのでは」と考えてしまう点です。もちろん、各人々に内在的な欲求はあります。しかし現実問題、価格が高いと誰も買おうとしないのです。この事実が混じって混乱しないように注意してください。ダイヤモンドが1億円で売っていても誰も買いませんが、1万円で売っている場面は多くの人が購入すると考えれば理解できるでしょう。なぜこのような性質を持つのでしょうか?その理由としては以下の2点が挙げられます。

・代替効果

・所得効果

それぞれ解説していきます。

代替効果とは

所得は一定で価格が変化した場合、価格変化以前と同じ効用を保つためには、相対的に高くなった財を相対的に安くなった財に代える消費行動が必要となること。

引用:「三省堂 大辞林 第三版」

https://www.weblio.jp/content/代替効果

例えば、普段A社のコーヒーを飲む人がいるとします。A社が調達していたコーヒーの原料の値上げによってA社のコーヒーの値段が5倍になったとします。(普通こんなことは起きませんがわかりやすく説明するためにそうしてます)こうなるとその人は代替品となる他のコンビニのコーヒーを探して、購入するでしょう。このようにある商品の値段が高くなると、人々は同じものを安く買える代替品を探す心理が働きます。なので、価格が上がると需要量が減るということがわかります。よって需要の性質が成り立ちます。

所得効果とは

近代経済学の消費理論において所得効果(しょとくこうか)とは、財・サービスの価格の変動が、消費者の実質的な所得を通じて消費量に与える効果のこと。

たとえば、財の価格が下がった場合には、消費者の実質的な所得が増えるため、その影響のみによれば全体的に財の消費量を増やすと考えられる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/所得効果

大概の人が給料が上がったら欲しいものにお金を使います。しかし給料が下がったら節約意識が生まれ、購買力が下がります。これは価格の問題でもあります。安い商品は低い給料でも購入することができますが、高い商品は高い給料をもらってないと購入するのはハードルが高いです。よって商品の価格が上がると給料が低い人々は購買意欲を失うことで需要量が減るので需要の性質が成り立つことがわかります。

供給について理解する

供給量がもたらす価格への影響

供給という用語は

販売のために、商品を市場に出すこと。また、その数量。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

https://dictionary.goo.ne.jp/word/供給/

と言う意味で、市場に出される商品の量を供給量と言います。供給の性質で価格が上がると供給量も増えるという性質があります。これは商品の価格が上がると商品の価値が高くても商品が売れる場合、企業がその商品を大量生産して儲けようとするからです。商品の価格が上がると全体の需要はもちろん下がるのですが、そのなかでも商品を欲しがる人々はもちろん多くいますしその人らが生産した商品を買ってくれれば企業としてはお金が儲かるのでそれでいいのです。またtこの供給の性質は実際のグラフを見るとわかります。

価格が決まるメカニズム

均衡価格に収束する

先程、需要と供給のグラフを紹介しましたがこれらのグラフを重ね合わせると以下のようになります。

需要曲線と供給曲線の交点を均衡点と呼ばれます。市場経済では商品の価格はこの均衡点に収束します。放っておけば勝手にこの交点に対応する価格と商品の量が決定するのです。このメカニズムをC社が作ったゲームAを例に出して解説します。発売当初、超人気だったゲームAはメルカリなどで非常に高い価格をつけました。これは多くの人々がこのゲームAを手に入れたいと思い、高い値段を出しても買う人がいる為、価格が高騰したのです。また市場ではゲームAの数が少ない状態です。この状態になるとC社はゲームAを作れば作るほど利益ができるので、大量にゲームAを生産し、市場に出しました。この結果、ゲームAの価格は減少します。先程供給曲線で説明した価格が上がると供給量が増えるというやつです。供給量が増えれば、市場に出回る商品の量も増えます。よって、需要曲線的には市場に出回る商品の量が増えるので価格が下がります。このようなサイクルを繰り返すとある一点に収束します。それが均衡点です。

番外:経済学を学ぶのに超おすすめの本

自分は経済学部出身ではないので、独学で参考書を読んで経済学を趣味で学んでいます。参考書は一橋大学に通う友人から絶対読むべきと言われものを読んでいるのですが、せっかくなのでそれらを紹介します。

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門

文章もそんなに難しくなく、非常に読みやすかったです。なので初学者にはおすすめです。

現代日本経済

この本は学校の教科書のようなきっちりとした文章で書かれているので多少読みずらいと思いますが、戦後日本がどのように経済を発達させてきたかという部分を数値と一緒に学ぶことができる一冊です。

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