《ミクロ経済》4つの競争形態についてまとめた

ミクロ経済学

企業は、業種や規模にかかわらず常に以下の4つのうちのどれかの競争形態に分類されます。

・完全競争

・独占

・独占的競争

・寡占

各競争形態がどのような状態を指しているのかを1つずつ解説していきます。

完全競争

価格勝負を余儀なくされる市場

企業は市場の価格をそのまま受け入れるしかない状態のことを指します。完全競争の状態に立たされている企業には競合相手が存在します。この競合相手と価格競争を強いられます。というのも市場価格を無視した価格で商品を売り出しても、競合が存在するため家計が商品を買ってくれないのです。完全競争に晒されっている商品は比較的に技術力を問われないものが多いです。例えば、農作物や小さい部品などです。完全競争では価格競争になるため、新規の参入が比較的容易です。というのも商品自体も技術力が問われないものが多いので、資本の力を利用して、価格競争に勝てればシェアを取ることができます。しかし完全競争の市場に参加している企業は価格を原価ギリギリまで下げてシェアを取ることに必死なので、利益率は低い傾向にあります。

独占的競争

同じ市場内で差別化された商品を扱う

同じ市場内に競合はいますが、各競合ごとにあつかっている商品の特徴が若干異なる状態、例えばA社の作るジーンズは非常に頑丈で壊れにくい、一方B社が作るジーンズは記事の質感が良いといったような各企業によって特徴が異なる同商品があつまる市場のことを指します。それぞれ特徴が異なるため、ある程度は自由に商品の値段を設定することはできますが、あまりにも価格が市場価格と異なると家計はその商品を買う代わりに他社の商品を購入してしまうという状態になってしまうため、市場価格よりも大幅に高い値段を設定するのは困難です。仮にそのようなことをしたければ、商品に独自の価値を生み出す必要があります。よって独占競争における市場の商品は多様化し易いです。

寡占

市場内の数社がシェアを独占している状況

ある商品の市場において、A社がシェア30%、B社がシェア30%、C社がシェア30%といったように数社がシェアを独占してしまっている状態にある市場のことを指します。もちろん、各企業が競合状態にあり、価格競争、品質競争が発生していれば問題ないのですが、このような状態にある各企業は裏で互いに協力しあい、価格を吊り上げたり、品質向上を目的として開発費を抑えるために各企業競争するのを止めたりする状態が起こってしまう場合があります。こうなると我々家計は「高い商品を低品質の状態で購入せざるを得ない」という状態になってしまう恐れがあります。この各企業間で価格や、販売量を決めることを「カルテル」と言います。政府はこのカルテルが不正でないかを監視することで、未然に不当な取り決めが結ばれないようにしています。

独占

価格を自由に決めて、莫大な利益を得れる

市場でのシェアを1つの企業がほとんど占有しまっている状態を指します。かつて、マイクロソフトが作っていたOS、Windowsがまさに独占の状態でした。このような状態になると企業は商品の値段を自由に決めることができるので莫大な利益を手に入れることができます。その費用を負担するのは家計ですから、価格競争が起きない市場は我々にとっては好ましい状態ではありません。また、このような独占状態になる商品は非常に技術力を問われる商品であることが多く、他の企業はなかなかその市場に参戦することができません。

番外:経済学を学ぶのに超おすすめの本

自分は経済学部出身ではないので、独学で参考書を読んで経済学を趣味で学んでいます。参考書は一橋大学に通う友人から絶対読むべきと言われものを読んでいるのですが、せっかくなのでそれらを紹介します。

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門

文章もそんなに難しくなく、非常に読みやすかったです。なので初学者にはおすすめです。

現代日本経済

この本は学校の教科書のようなきっちりとした文章で書かれているので多少読みずらいと思いますが、戦後日本がどのように経済を発達させてきたかという部分を数値と一緒に学ぶことができる一冊です。

筆者
筆者

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