【電気電子工学】50%定格トルク負荷ってなに?

なぜ今回記事を書いたか?
トルク、トルク負荷、50%定格トルク負荷の定義や意味を理解するため。
まずはトルクの定義
トルクってなに?
力のモーメントのこと。
F[N]、l[m] が大きいほどトルクが大きくなることが式からわかる。
トルクの具体例
トルクが大きいということは現実の世界ではどういうことでしょうか?
例をあげるとするならば
「自転車のタイヤを回す力」
が挙げられます。トルクが大きい=タイヤを回す力が大きい と言ってもいいでしょう。
ここで自転車の馬力を求めるにはどうしたらいいでしょうか?
もう一つ考えないといけない要素はタイヤの回転数です。
$$馬力 = タイヤに掛かるトルク×タイヤの回転数$$
そう、トルクが大きいだけでは馬力が大きいとは限らないのです。
トルクが大きいということでわかる情報は加速力です。
スポーツカーなどは加速力に長けているので、大きなトルクを発生させることができるのでしょう。
負荷トルクとは?
駆動機構の接触部分に生じる摩擦抵抗に対して必要なトルクのことを指す。
先ほども言ったように、モーターのシャフト(軸)を回す力、または軸の回転を止めようとする力のことを負荷(トルク)と言う。
負荷をどんどん大きくしていくと、モーターの回転は遅くなりいずれは止まってしまう。
これは発熱や焼損が起こるとても危険な状態である。
モーターを最も効率よく使うためにふさわしい荷重のことを適正負荷という。
結局、50%定格トルク負荷ってなに?
定格トルクを100%として、発生している負荷トルクの割合が定格トルクの50%という意味。
負荷トルクを推測する
モータの電流値から、負荷トルクを推測することができる。
感想・気づき
何で定格トルクを50%にするのか?と疑問であったが、単純に回転数を落としたい。そのためには摩擦抵抗を減らして、回転数を落とす。という風に考えたら納得した。
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